2014年06月13日

ヤン・レーピン/楊麗萍の舞台を観る

ちょい前の話だが、渋谷のオーチャードホールにいってヤン・レーピンの「孔雀」を観てきた。
Bunkamura25周年記念 ヤン・リーピン「孔雀」 | Bunkamura
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/14_liping/

聖と俗を併せもつ舞台というか、抽象性と具体性をうまくミックスさせたものと言えばいいのか。
さらに言えば商業性と芸術性をもうまく表現できている。難を言えば後半がやや尻つぼみ的になってしまうのが残念に感じてしまう。

それにしても約三時間休みなく正面脇の特別な演台の上で、くるくる廻り続ける少女はすごい。彼女は時の精で時間を表しているのだが、その衣装とたたずまいがなんとも幻想的であった。

これはレーピンの別のダンス


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2013年04月06日

裸と肉体の表し方―「生人形」見世物としての身体

宮下規久朗の『刺青とヌードの美術史―江戸から近代へ』(NHK出版 2008年)を読んでいるが、なかなか面白い。
今日本ではヌードが特別な存在ではなくなった。もちろんヘアと性器についての規制はあるが、ネットではそれが安々と乗り越えられてしまうし、一般的に裸については抵抗感は薄れてきていると思う。

著者は、そもそもヌードが西洋に固有の芸術で「裸体が美術のテーマになるということ自体が、肉体を人格や精神と切り離した物質として見なす伝統のある西洋のみに見られるきわめて特殊な考え方」(P.11)としている。

そしてケネス・クラークを引用して「英語で裸という場合にはネイキッドとヌードがあり、芸術として見られることを意識した理想化した形体」という見方を紹介している。

日本では、幕末から明治にかけて見世物として人間をリアルに再現した「生人形」という彫刻があり、これは庶民の好奇心を満足させるリアリズムであり、西洋的な完璧な肉体を賛美・追及するものではなかった、明治になってから西洋に学ぶようになり、それまでの日本社会での裸体のありふれた日常を、西洋風にするため裸体風俗を取り締まるようになった、という。

「生人形」についての記述は残念ながら少ないが、西洋の概念の「裸」と日本の「裸」の違いをするどく指摘している。

テレビ東京の番組でも「生人形」の番組(2013年1月26日)があり、面白いものだったが、なかなか「裸」の概念の違いを説明するまでにはいたらなかったようだ。

「生人形」は木製で見世物興行のためか中は空洞で驚くほど軽く、組み立て式であったという。

安本亀八 「相撲生人形」(「美の巨人たち」テレビ東京)
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/130126/index.html

安本亀八 「相撲生人形」
画像は熊本市現代美術館

熊本現代美術館のブログ
http://www.camk.or.jp/blog/index.php?eid=3




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2011年09月03日

書籍『ふしぎな国のガウディ』

あたらしい本『ふしぎな国のガウディ』(エクスナレッジ 2011年)がでた。ガウディの紹介本である。ガウディについてはいろんな本がでているので、初心者向けの本をつくるのもネタがつきていると思うが、この本は意表をついて写真が一切掲載されていない(もちろんガウディ本人も)。これは同時に刊行されている『ふしぎの国のガウディ-建築図鑑- 』(入江 正之 エクスナレッジ 2011年)が、どうやら写真集のようなので、こちらに集約させたということだろう。

さて最初に「5分でわかるガウディQ&A」がきて、その後いきなりサグラダ・ファミリアの短い原稿が続いている。いろんな人がいろんなことをいっている本で、写真がないのではじめてガウディを知るにはちょっと乱暴なつくりである。その意味ではとりあえずガウディについては知っている、あるいは他の研究書を参照しつつ読むのがいいだろう。

どうやらエクスナレッジという出版社からでている「X-KnowledgeHOME」という雑誌の特集を再編集して単行本に仕上げた本のようだ。
 X-KnowledgeHOME
雑誌のほうが面白そうな感じ、単行本は無味乾燥というか、へんに行儀がよい。雑誌にあったまさに「雑」なエネルギーがろ過されてしまった印象があって。ちょっと残念だ。

エクスナレッジ
http://www.xknowledge.co.jp/index2.html









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2010年07月05日

中国現代アートの市場



中国現代アートが世界的に脚光を浴びるようになって、ずいぶんたつが、それが中国の経済成長と相互に作用して美術市場というものを形成している。商業主義化は免れないだろうが、作品についての批評の場やメディアというものは形成されているのだろうか。

昨日NHKの『北京芸術村から20年「衝動」』というドキュメンタリーを観て、あらためて中国の現代美術シーンの国際性を感じ入った次第。


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2010年06月29日

スプレー缶でスペースアート



アメリカだと思うけどあっという間に、スプレー缶を使って宇宙のような風景を描いてしまう動画。

なんか簡単そうに見えるけど、何度もやっているんだろう。

別な作品もみたい。
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2010年05月27日

貧民街をカラフルに

ブラジル

貧民街というと住んでいる人には悪いが、いわゆるスラムと同義でもある。

そんな街の景観をオランダのアーティストがペインティングで明るくしたようだ。
以下↓デジログから 
ブラジルの貧民街を鮮やかに着色していくオランダ人アーティスト

http://digi-6.com/archives/51538526.html
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2010年05月21日

プリミティブな魅力のアートロボット

アーティスト蔡國-強と北京市郊外の通州区に住む農民発明家の呉玉録(wu yulu)のコラボレーションの展覧会。

呉玉録さんは上海万博の自作のロボットを展示するという報道が流れたが、実は別な上海で同時期に開催される展覧会らしい。なんでも日本から連休中に取材にいった記者が発見できなかったと記事を書いて話題になっている。このことから考えると注目度が高いのだと思う。

それにしてもこのロボットは100年くらい前のロボットをそのまま再現したようなプリミティブな魅力がある。
なんかナムジュンパイクのロボットみたいだ。

呉玉録(wu yulu)ロボット<a class=cai guo-qiang and wu yulu: robot imitating jackson pollock" width="500" >


蔡國-強(cai guo-qiang)氏は、泉州市、福建省、1957年に中国で生まれ、上海ドラマ研究所でステージデザインを研究して、その後、多くの作品を制作している。1999年に、彼は48回ヴェネツィアビエンナーレで金獅子賞を受賞した。
現在彼はニューヨークで活躍している。


元はこちらから↓
http://www.designboom.com/weblog/cat/10/view/10170/cai-guo-qiang-and-wu-yulu-peasant-da-vincis.html
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ターミネーターがアップルストアを破壊



北京のアップストアにターミネーターが現れて、りんごマークを射撃するという動画。
なかなかすごいが、北京のアップルストアって
オシャレですな。

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2010年05月10日

ブリキでの表現技術がスゴイ!



ブリキでの表現技術がスゴイ!

ブリキというとブリキ製の玩具が有名だが、ここまで精巧に色鮮やかにつくれるとは…。

ブリキの金属的な色再現のよさもあるのだろうが、細部の再現の技術がうならせる。

現物を見てみたい。
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2010年04月28日

ホッチキスの芯だけで創られた都市

ホッチキスというのはマジックとかの同様に登録商標や商品名で正式な名称はステープラーというそうな。
しかし、だれもそれを使う人はいない。
ちょっと言いにくい。
やはりホッチキスが一般的だと思う。
そんなホッチキスの源流が機関銃がという話もある。自動機関銃の弾倉から銃弾を次々に移行させるしくみが、流用されたという。

けっこう物騒だが、これは安心してみれる。

拡大眼鏡が必要かもしれないが…。


オフィスでできるアート。ホッチキスの芯だけで創られた都市『Ephemicropolis』


デジタルマガジンから
http://digimaga.net/2010/04/ephemicropolis.html
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